2008年12月25日

エンジンブロー その1
eg_4_.jpg私の個人的な話ですが、180sxに乗って9年になろうとしています。
エンジンで言えばSR20ノーマルエンジン 9年で1回だけブローしました。
私の場合、茂原サーキット走行中だった為、大変なご迷惑をお掛けしてしまい
今でも心が痛いです。

エンジンブローの原因って何だったんだろう?


真実はエンジンが知っています。きちんと開けて見ないと判りません。
でもね、きちんと管理していれば「SRエンジンって強いんだな?」って思います。

私のエンジンブローの原因は、子メタル流れによる、ピストンの焼き付き&ロックでした
平成5年式の中古車から使い続けたエンジン。カムとヘッドガスケットのみのノーマル
13年使用していたのですから、寿命と言えば寿命かもしれませんが、
もう少しきちんとオイル管理・油圧管理・水温管理していれば、防げていたかも知れません

エンジンブローって言っても、色々なブローがありますよね。

■オイル管理の悪さによるもの:高回転維持のエンジンを酷使するスポーツ走行をするのに
 「信頼できないオイル」を使っていれば、当然焼き付きが生じますね
■温度管理を怠った為のもの:オイルと水で冷却しながら動くエンジンですから
 油圧を保持できない油温・水温では、当然アルミと鉄で出来たエンジンは歪みます
■コンピューターセッティングが合っていないもの:異常燃焼によりピストンなどが溶けたりします。
 ドコがどのように溶けたのかにより、その原因はさまざまです
 セッティングを取っても、その後にチューニングを施せば、リセッティングが必要になります
■単純なオーバーレブ(回しすぎ):SRエンジンでは、その仕組み上ロッカーアーム脱落
 がよく起こります。対策品に変更・追加するなどの対処も出来ます。
■異物混入:前置きインタークーラーを破損させた時に、砂利や土、アルミの破片をエンジン内
 に吸い込み、そのまま走りブローという事も良くあります。

車は機械の塊です。機械は、壊れるのではなく「壊している」場合も多々ありますネ。
モータースポーツを、長く楽しむ為にも、労わる気持ちを忘れないで下さいね
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