2009年03月13日

Rメンバーリジッド加工
rm_5_.jpgリヤメンバー 単体で見ると、強そうな鉄の塊に見えますが
結構くたびれています

強度の上がった調整式のアーム類を装着し、ダートに落ちる、
ゼブラをまたぐなど日常的&激しい突き上げにより、
最終的に力が加わるRメンバーにクラックが入ってしまいます。
特に多いのが、ゴムブッシュが千切れている方。
経年変化による亀裂・曲がりなど、修理が必要なRメンバーも多く見受けられるようになりました。
サーキット・スポーツ走行中にボキッという事も多く、大事故に繫がります
なんてったって生産後10年以上経って、しかも過酷な使用状況下では
ある意味当たり前です。

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力のかかる所は、大概決まっています。
ですから、大部分を補強しながら強度UPします(場所は色々!でも秘密)
へたって千切れた「ゴムブッシュ」を取っ払って、簡易的なアルミカラーを挟み込む部品
も各社でリリースされておりますが、どうせなら・・・リジット加工しちゃいます。

3UPオススメ「Rメンバーリジッド」加工ですが、そのメリット・デメリットを紹介します。

■メリット

Rメンバーのどの部分にどのような力が加わって、どう破壊されるのかを
熟知しておりますので最初から、当て板・補強バーを多数追加した「強化メンバー」となります。

終わっているゴムブッシュを取除き、リジッド化する事により、
「ダイレクトな足の動き」を感じられます。
皆さんが心配される「雨の日」は滑る・止まるがとても判りやすく、
扱い易いのにはビックリします。

リジッド化することにより、メンバー位置が10ミリ程度持ち上がります。
これにより、より一層「足が動き」「トラクションUP」を効果を感じられます。

■デメリット

ショック材のゴムがなくなった事により、当然「音」を拾います。
私の感覚では、S15<S14<S13 と、13系の方が音が大きく感じます。
「内装無し・アンダーコート無し」でしたらなおさらです。
がしかし、社外マフラーが入っている時点で、ほとんど感じられませんが、街乗りメイン!
の方にはオススメいたしません。
当然、足回りのセットアップが必要となります。

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1台ずつ、車輌に合わせて作っております(車輌の個体差がある為)

皆さんもたまにはチェックしてみて下さい。S13.14系は3割方は逝っていますから。
私も逝きました。随分前ですけど・・・丁度良い事に、左右共にクラックが入っていましたね
Rメンバーをリジット化するためにメンバーを降ろしたら・・・
ブッシュが左右ともにぶっ千切れてました!まったく気が付きませんでした。
こんなんで、良く走れたものだと感心いたしました。そんなもんです。
でも、Rメンバーリジッドにしたら、その差は歴然です。

sitamawari_11_.jpgクラックを放置すれば確実にロワアームが片方落ちて、
タイヤが有り得ない方向を向き・・・
←だいたいこんな風になる
3速レンジのコーナー中だったら・・・車共々逝ってしまわれ兼ねませんネ。
危ない 危ない

メンバー脱着 33,000円(税込)
+メンバー補強(リジッド加工同時) 5,500円(税込)
メンバー加工代金脱着 55,000円(税込)


※輸送費用がかかる場合は、別途お客様ご自身のご負担となります。
※同時にアライメント調整をオススメします。

アライメント調整 22,000円(税込)


関連雑誌:ドリフト天国 2009年4月号
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